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柿を食べる時必ず思い出す事



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今シーズン初めて柿を食べました。柿を食べると必ず頭に浮かんで来る事があります。

小学生の時「象のいない動物園」という本を読んだ時の事です。知っている方も多いと思うのですが、このお話は戦前から戦時中にかけての上野動物園を舞台にした象と飼育員さんの物語です。

ある時象が風邪をひいてしまいます。手を尽くしたけれど、快方に向かわず困っていた飼育員さんは思いつきます。「そうだ、カキをジュースにして、飲ませたらどうだろう?栄養があるし……」私はこの文章を読んで「ええ!?カキってジュースに出来るの?」とびっくりしました。なぜなら柿じゃなくて牡蠣だと思ったからです。

この時私は北海道の牡蠣が美味しい地方に住んでいて、柿より牡蠣の方を口にすることが多かったのでした。数行読み進めて自分の間違いに気付きましたが、その一瞬想像した生臭い牡蠣のジュースの事を毎回柿を食べる度に思い出します。たぶん、一生……。

 

 

 

象のいない動物園 (偕成社文庫)

象のいない動物園 (偕成社文庫)